四国ツーリング2005 日記
5月3日
高知を出て足摺岬へLets GO!
9:00出発。天気も良いし、今日も楽しくなりそうだ。まずは四国最南端の足摺岬を目指す。ガソリン補給して準備万端。気をつけていきましょ〜。
大型交差点「はりまや」を抜けて県道34号で桂浜方向に行く。GWの天気が良い日というだけあって、桂浜付近渋滞の文字が。今ここで渋滞にはまるわけにはいかない。なんとか渋滞にはまらず切り抜けたい。私たちは桂浜から西方向だったので、渋滞とは反対の様子。とりあえず安心だ。県道14号は太平洋を見ながらの道である。宇佐大橋が見えてきた所で背景の山と赤い橋が良さそうだったので、写真を撮るために停車したものの、どうだろう、出来上がってみればそんな大したことない写真になってしまった。ま、記念ですからね、記念・・。
そのまま県道47号は横浪黒白ラインと呼ばれる山道へと姿を変えていく。台数が少ないこの道は非常に快適。気持ちの良いワインディングと時折断崖から見えるはっとするほど見事な太平洋。道も太くて(←といっても普通ね)アスファルトも綺麗で、空気は良くて。この道好きだな〜。
山を降りて絵に描いたようなふるさとの風景を見ながら先を行く。とりあえず、須崎のコンビニで一休憩かな。
中村街道と呼ばれる56号は
渋滞のオンパレードだった。どこに行く人が多くて混んでいるのか、はたまた自然渋滞なのか、私にはさっぱり分からない。しかし延々と車が列をなしているのだけは明らかだった。
ライダーは渋滞は嫌い(と思う)だ。もちろん車ではまる渋滞も嫌だけど、バイクにとって渋滞は不安定&クラッチの左手の筋肉を著しく消耗する
悪魔のような存在だ。
私の左手も、だんだんと「疲れたよ〜 クラッチもう握りたくないよ〜」と訴え始めてきた。それにこのままでは観光地を回りつつ宇和島のホテルに行き着くかも危ぶまれる。その時、2台のバイクが横をブォーンと通りすぎた。道幅もそんなに狭くないし、仕方ない、行きますか。
窪川を過ぎた辺りから渋滞が緩和しはじめる。いやいや一苦労ですな。足摺岬はまだまだ遠い。
休憩したさが公園では展望台があったので、太平洋を眺めつつ、渋滞の疲れを癒す。ぼちぼちオナカもすいてきたのだが、ご当地ものが食べれそうなレストランも見つからず、結局国道56号沿いにある「ビッグマリン」ランチだ。私はオムライス、旦那はハンバーグ定食。すごく家庭的な味を堪能する。
まだメインの観光地に着いてないのに、時計は既に13時を過ぎていた。このペースはやばいぞ。四万十川の沈下橋も見たいのに。
淀川大橋で四万十川を渡り、国道321号で一気に南下しよう。
足摺岬
県道27号の足摺岬公園線。南国のイメージ風な道路が続く。気持ちの良いワインディング道だ。が。ペースの合わない車が前を走っていて、車道も追い越せる幅がなく、また対向車もそこそこ来る為、その合わないペースで走る羽目になった。あぁ。せっかく良い道なのに。残念でならない。
足摺岬の駐車場にはジョン万次郎の銅像が。車は手前の駐車場で停めて歩いてこなくてはいけないのだが、バイクは広場まで乗り入れての駐車が許されていた。ここの方が灯台までの距離が短いし、ラッキー!
断崖の白い灯台は気持ちの良い眺め。少し休憩した後、再びバイクの所まで戻ってきた。本当は、ここからちょっと先まで走った
竜串・見残しで黒潮が作り出したという奇岩・奇勝を見に行きたかったのだが、時間的に厳しそう。だってもう15時半。しかも見残しはボートに乗らないといけなそうなので、
沈下橋を取るか、見残しを取るか、と選択を余儀なくされ、私は沈下橋を選んだのだった。
旦那はというと、
渋滞&ペースの合わない走行&ガソリンの残量が少ないの3拍子が揃って疲れきっていた。
果たして、この先入りやすいガソリンスタンドがあるだろうか?
(途中に幾つかあったけど、どれも渋滞中だったり、タイミングが悪かったり、入る角度が悪かったりと機会を逃してここまで来てしまったのだ)
旦那:「もう(当てにならない)燃料計が後2メモリだよ・・・」
と寂しそう。
それでも、この後の予定が定まるとやる気が出てきたようで
「よし、行くか!(ガソリンも早めにいれよう)」
と元気になった。そうこなくっちゃ!
もう16時前。沈下橋を見るなら日のあるうちに見たいし、写真に残したい。太陽よ、まだ沈まないで!
日没前に間に合うか?岩間の沈下橋
沈下橋に行く為には、今来た道を戻ってもいけるのだが、全て同じ道を戻るのもなんなんで、足摺スカイライン(県道348号)を北上して国道321号に出ることにした。足摺スカイライン、2車線で調子良かったのは初めのうちだけだった。途中から例によって道は細くなり険しくなり、砂利にこそならないものの細い尾根近くの道だ。ガソリンスタンドは・・・もちろんないだろう。
私:「この道はガソリンスタンドは完璧に期待できませんね」
旦那:「のようですね。ま、燃費重視で走るよ」
さすがに3日目ともなると、四国の細い道にも慣れてきた感がある。「えぇ?こんなに細いの?」が「また細い道か」に変化した感じ。ま、気持ちの変化があった所で走りやすさの何が変わるわけではないのだけど。でも、これでもかという細い道がある四国に愛着も感じ始めていた。
スカイラインから山を降りると町が見えてきた。遠くにガソリンスタンドらしきものもある。旦那の声にも安堵の表情が伺える。ガソリンスタンドでの走行距離193km!燃費の悪いバイクで頑張った頑張った。
国道321号の北上はスイスイで本当に快適だ。VIVA!四国の道!混んでるのと混んでないのでこんなにも印象が違うのね〜。四万十市に入ってしばらくすると、四万十川が見えてきた。私たちが渡るべき橋は淀川大橋だ。先に出てきた四万十大橋を横目に見ながら、土手沿いの道を走り、淀川大橋を渡ろう。
淀川大橋の先からが要注意だ。四万十川沿いの国道441号に行かなければならないのだけど、マップルで見る地図上は複雑に何度も曲がらなければいけないようだ。
橋の後、最初の信号且つGSがある所を左折→T字路(突き当たりにGS)を左折
→市役所手前の信号を右折→一個目の信号で左折しつつ国道441号
日没という時間制限があるので、間違う暇はない。慎重に旦那と無線でやりとりしながら要所要所で曲がっていく。
441号に入った所には水車が、少し走った所には佐田の沈下橋があったのだが、目指すは岩間の沈下橋。頑張れ〜いけ〜。
国道441号に間違いなく入ったはずなんだけど、ちょっと不安を抱きながら運転する。だって、この道、国道っぽくないんだもん。農家の方が使うような細いのどかな道で、もちろん周りには民家があって。
でも、本当に国道?
心配の束の間、しばらくすると国道441号であるという看板が立っていた。
あ、やっぱ国道だったんだね。
この道も細めの山と川の間を走る道だったんだけど、なんせ景色が素晴らしい。左手には四万十川が穏やかに流れ、右手には深い山がひっそりと呼吸している。そして昼間の勢力をなくした太陽のやさしい光。そんな景色に魅せられつつ走る道は、細いけど、怖い所もあったけど、すごく印象に残るのだった。
そんな風景を一枚写真に納めようと中半という場所で写真を撮った。
これがあの有名な沈下橋か。
目的の岩間の沈下橋はいきなり見えた。今までにも幾つか四万十川を渡る沈下橋を目にしてた。見える度に「またあった!沈下橋!」と旦那と発見を分かち合う。
どうして岩間の沈下橋にこだわったかというと、雑誌等で目にする沈下橋の美しい風景はここ撮影場所だからだ。カメラマンも納得の風景を愛車と一緒に撮りたいじゃない?
沈下橋を渡る前に国道441号沿いから写真を撮ることにした。ちょうど夕暮れ時の四万十川と沈下橋。ベストショットだ。
その写真の出来具合といったら最高だ!頑張って走ってきて良かった・・・。
ところで沈下橋はその名の通り、川の増水時に沈んでしまえるように設計された
欄干のない橋のことだ。ガードがない橋。
横風強かったらどうしよう。
幅はどれくらいあるのだろうか?私、
無事に渡れるかな?急に心配になってきた。岩間沈下橋という看板で国道からそれて小道を下る。結構急な坂だ。ゆっくり旦那の後に付いていくと急に旦那が停車した。
50cm先に沈下橋、旦那はかろうじて水平方向を保って停車、が
私は下り坂道の途中で停車した状態だ。
旦那:「いきなり沈下橋だ!渡るかどうするか考えるスペースがあると思ってたんだけど・・どうする?渡って良い?」
私:「ごめん、この状態(下り坂で停車)の方が(私にとって)危険だわ。渡ろう!」
選択の余地なんてなかった。
でも、心配するに及ばず風は穏やか、沈下橋の幅も4mくらいはありそうだったのでなんとかなりそうだ。
ぞくっとする感覚を覚えながら念願の沈下橋を渡った。
渡った先には小さいながらも停車できるスペースがある。そこで行き止まりではなく、道はまだ続くのだけど、私たちのコースはここで折り返しだ。もっと混んでるかと思っていたが停まっている車は2台ほど。バイクが私たちのを含めると3台。みんな思い思いに沈下橋とのツーショットを楽しんでいた。子連れのファミリーは河川敷で遊んでいる。のどかな、本当に良い場所だ。
宇和島までの快適走行
沈下橋に着いたのは限りなく18時に近かった。かれこれ休憩してたらもう18時半だ。沈下橋を明るくしてくれていた陽も沈みかけている。今夜の宿宇和島まで急ごうか。
再び沈下橋を渡って国道441号に戻り、進行方向に向かう。次のポイントは江川崎である。国道441号のままなんだけど、国道381号でもあるその道を行く。この道もまた快適な道だった。道幅も広く、ほどよいカーブがあり。四国ツーリング満喫道路である。
さらに国道320号を左折して宇和島を目指す。片側2車線も時々あるこの道も走りやすく順調だ。暗くなってからあの魔の細い道にならなくて良かったよ。
宇和島のホテルはそんなに迷うことなく行くことができた。バイクを停めて、と。
さ、何か食べようよ。もうハラペコだよ〜
宇和島の郷土料理「鯛めし」と「さつま」
美味しい郷土料理を食べさせてくれるお店は、と聞いた所、「ほづみ亭」と「かどや」を教えてくれた。ほづみ亭は満席の為入れず。なんだか初めに行くお店に振られる傾向にあるなぁ。気をとりなおして、「かどや」に入る。ここも満席だったが、少し待つと席へと案内してくれた。
鯛めし・・・鯛の切り身に溶き卵がかかったご飯
さつま・・・宇和海で揚がった新鮮な白身魚を焼きほぐし、白味噌とダシ汁を加え、あったかい麦ゴハンにかけて食べるもの
やっぱご当地ものいくでしょ。味も美味しい。オナカすいてたのであっという間に平らげる。
腹ごなしに宇和島駅周辺をお散歩しつつ、エルスターというコンビニで明日の朝食を調達。
明日はいよいよ、四国カルストだ!走るルートとかもっと調べたかったけど、なんせかなり体力消耗してるので、異様にマブタが重い。
今日の宿は旦那と一緒の部屋を押さえることができなかったので、シングルで別々の部屋。自分の部屋に戻ってシャワー浴びて寝ることにするか・・・
旦那 :「もう部屋に戻る? あ、
明日のパン、俺の分おいてってね」
寝る部屋別だけど・・・朝ゴハンは一緒に食べれるでしょ!
このホテル、シングルだけど広さ的には
一泊目で泊まったセミダブル一室のお部屋とほとんど同じ大きさ。一泊目のことを考えると、すごーくゆったりと寝れたな。