四国ツーリング2005 日記
5月1日
とりあえず仮眠しましょうか
東名にのって、深夜2時頃足柄SAで休憩。ちょっと眠くなってきたという会話をしてSAに入ったものの、二輪車という看板を見損なって、二輪車置き場にたどり着けなかった。そこに行くには、逆走するしかなさそうだ。本来だったら、仮眠タイムだったけど、とりあえずガソリンだけ入れて富士川SAまで頑張ることにした。
メットの中ではふぁぁぁ、ふぁぁぁとあくびが止まらない。こんなんじゃダメだ、と気合を入れるんだけど、
その意思とは裏腹にあくびは出続けるのだった。
もう限界、と思った頃に富士川SAに到着した。ちょっとオナカも空いてきたし、何より眠れることが嬉しい。
とりあえず温かいお茶とカステラパンを頬張り、お腹が満足した所で再び強い眠気に襲われる。しばし・・・おやすみなさーい。
ガタっと音がして目が覚めた。いや、正確に言うと、ガタっと音を立てたのは自分自身だったんだけど。今何時だろう?時計を見ると、3時を過ぎのようだ。30分くらい、寝たのだろうか。
旦那の方を見ると、こちらを見てる。
私:「あれ?寝てないの?」
旦那:「ちょっと寝たよ」
私:「そう?もう行く?」
旦那:「いや、もう少し休んだらどう?」
その言葉ににっこりと笑って、私はまた寝ポジを作って寝ることにした。人のあまりいないテーブル席。椅子に座って仰向けで寝るか、うつ伏せで寝るか、といったオプションしかないのだけど。
今度はうつ伏せで寝ることにした。キャップを深々とかぶり、完全に光を遮断する。
・・・ひょっとしてなんかよだれいっぱい出てない?
ふとそう思って再びガバっと起きた。急いでテーブルを見ると、息の蒸気(?)で机は汗はかいてたけど、洪水にはなってない様子。安心して、そして旦那を見た。
旦那は私の行動を一部始終見てたようで、笑ってる。
旦那:「
よだれ吸うなよなっ」
ひどい誤解です。
時計は3時半を指していた。旦那はどうやらほとんど寝れてないみたいだし、寝れる様子でもなさそうだし、私は少し寝てすっきりしたので、ぼちぼち出発することになる。さぁ、混み始める前に名古屋を抜けれるかな?
ゆっくりバイクの準備をして、走り始める頃には辺りは既に夜明けを感じさせる明るさだった。濃紺の夜空にそれよりかは少し明るめの紺色の空のグラデーションが美しい。
キリっと冷え込んだ空気を全身に浴びながら西を目指した。休憩する直前まで連発のあくびも今はもうない。気を引き締め、アクセルを握る。
サービスエリアは大体50km感覚で設置されている。パーキングエリアはガソリンスタンドがないことの方がほとんどなので、今回はよほどのことがない限り寄らなかった。ガソリンの残量が恋しくなる頃・・・つまりサービスエリア3つ目(大体150km前後)という距離が必然的にバイクの為の補給時間となり、同時に人間の為に丁度いい休憩時間を与えてくれた。休憩時間はゆったりと取った。長い距離を走るからこそ、大切にきちんと休むことが大事なのだ。
清水を過ぎるとザっと無線の音が聞こえてきた。
旦那:「えーこれから、私の未走行エリアに入ります〜」
私:「おー!それはおめでとうございます〜。私はとっくに未走行エリアです〜」
旦那が走ったことのない道を一緒に走る、と思うとちょっと嬉しいぞ。
浜名湖ー養老
浜名湖SAに着いたのは6時頃。すっかり周囲は明るくなり、混む前に名古屋を抜けれるかなと少し気があせる。車の台数も深夜に比べると少し増えてきたような気がしてたしなぁ。それでも浜名湖まで来たから愛知県はもうすぐそこなはず。
あぁ、お尻が痛いな〜。やっぱ四国までは遠いよなぁ。後何回休憩したら四国に着くんだろう?
自分から四国に行きたいと誘っておきながら、ちょっと疲れてきて少し弱気な私。いかんいかん、行くんだぞ、四国!
豊田Jct、日進Jctと抜けると名古屋だ。おぉー混む前に抜けれましたね、名古屋。ここが名古屋かぁ、と思っても高速道路の上。新幹線で有名な駅を通り過ぎるかのように通過する。
以上、名古屋でした。みたいなね。
名古屋を通り過ぎると、あっという間に小牧Jctの表示案内。ここは重要だ。今まで走っていた東名から名神に行かなければならないからだ。
旦那は視力があまりよくないので、事前に遠くから看板を見るのは視力2.0の私の役目。
小牧Jctの案内が出てきた時も、
私:「あと2kmで小牧Jct。そのまま名神へと入ります〜」
旦那:「小牧Jctで名神、了解」
といった具合に。
養老SAで朝食
8時、人間のお腹もバイクのお腹も減ってきたので、養老SAで休憩。朝食は、「
名古屋だったらやっぱ味噌カツでしょう!」と私のアイディアで旦那は「そうなんだ?」と言いながら、二人して味噌カツ食べた。
でも、後で考えたら
養老SAって岐阜県だったんだね・・・。(騙してごめんよ、旦那・・・)でも、美味しかったからいいことにしようか!?
朝食をガツンと食べたら眠くなってきた・・・。でも、今は寝てる場合じゃない。とりあえず先に進まなくては。今寝てしまうと、軽く5,6時間くらいは寝れそうな勢いだ。危ない、それじゃぁ四国に着かないぜ。四国まで後1/3ぐらいの所まで来てるんだし、頑張ろう!
昨夜あまり仮眠が取れてない(想像するに10分くらいしか寝てないのでは)旦那も少し眠そうだが、混む前に京都・大阪を過ぎようという目標を立て、再びバイクにまたがった。
高速走行 ちょっとしたスパイスは大事でしょ
しばらく走っていると、彦根・八日市、栗東と知っている地名が出てくる。このまま京都を過ぎて大阪が近くなってくると今度は中国自動車道に入らなければならない。地図で一度道を確認するのと、昨晩から走っている疲れで走りが単調になってきたのとで、休憩するには早いけど大津SAを目指すことにした。
旦那:「じゃ、次は大津SAに寄りましょ〜。後20kmくらいでしょうかね〜」
私:「ですね〜」
旦那:「お、後ろからバイクがやってきますね〜」
私:「ですね〜」
8,9台のバイクの集団が私たちを追い越していく。大型バイクが元気良く走っているのを見るのは楽しい。
旦那:「大阪ナンバーだったから地元の方でしたね〜」
私:「そうですね〜。良い走りしてましたね〜」
と、旦那が気持ちペースを上げた。少し彼らに付いていくことにしたのかな?と思いながら私も気持ちスロットルを開ける。彼らも誰か付いて来た、と思ったと思うんだけど、バイクで走っていると時々こういうことはある。
お互い気にするような気にしないような、そんな感じでしばらく走行を楽しむ。一緒のペースで走るとそのライダーの走りが見れて、楽しい。その運転が上手いと更に楽しい。10kmほど彼らと一緒に走ると瀬田東Jctで京滋バイパスへと流れていった。私たちはそのまま名神を行く。勝手に「バイバ〜イ」と心の中で手を振りお別れした。彼らも「バイバイ」って思ってくれたかなぁ?
私:「楽しかったですね〜」
旦那:「そうですね〜。引き続き安全運転でいきましょう〜」
私:「はいよ〜」
彼らのお陰で単調だった走りにスパイスが効いたので、大津SAにはあっという間に着いたように感じられた。さて、ここでの目的は給油と地図チェックなのだが・・・。なんだ?このSAは。今まで寄ってきたSAよりも狭いし、駐車場は混んで車が渋滞している。アスファルトの路面もゴツゴツとして悪く、なんかゆっくり休憩できる感じではない印象を受ける。
恐れてた雨・・・
旦那:「どうする?とりあえず給油だけして次のPAかなんかで休憩しようか?」
私:「そうね〜。バイクの駐車場も一杯だし、かといって車の駐車場もいっぱいだから、先行っちゃいましょう」
ここのガソリンスタンドは不思議だった。車が2列×3台分の給油スペースがあるのだけど、狭い為、同時に6台通されて、一気に何人もの人が各ガソリンを入れ、先頭の車から出発するというものだったのだ。効率良いようにも思えるのだが、言い換えてみれば、一番の後ろの車が先に給油・清算が終わっても、前の2台が出発しない限り出れないシステムなのだ。
しばらく待って、そして給油した。前後は車。先頭の車よりも私たちの2台のバイクの方が先に給油を終えた。車だったらここで待ってなきゃいけないんだけど、そこはバイクだ。ブォンブォンと半クラしながらすり抜けての出発だ。お先失礼しま〜す。
大津で休憩できる、と思って休憩できなかったので、ほんの15kmほど先の桂川PAに着いた時は結構ヘロヘロな私たち。歩道脇にバイクを停めて、ここぞとばかりに体を伸ばした。歩道に寝っころがって背中をのばすと気持ちいい〜。なんせ、昨夜小1時間の休憩の時も座りながらの仮眠だったので、体をのばして寝れることが嬉しい。
あーーー!横になって寝れるって幸せ!!
心からそう思った。
地図を見ながら、道を確認する。次は吹田Jctで中国自動車道、ですぐに神戸Jctで山陽自動車道、そして三木Jctで山陽自動車道のまま神戸西IC(南の方)の方へ向かうのか。今までほとんど一つの高速道路に乗りっぱなしで、一回の走る距離の中に方面を変えるのは多くても一回だった。でも、次の走行中には3つも大きな進路変更がある。標識の通りに進めばいいだけなんだけど、しっかりと頭に入れておかなくては。
ちょっと大変、と感じつつも、次の休憩の時はもう四国なんだ、と思うとワクワクするのだった。そして「ここまで長かったなぁ」と今までを懐かしんだ(←まだ四国に着いてないってば)
少し長めの休憩をとっていると、ポツリ、と顔に感じた。雨だ!
天気予報では低気圧が西から東へ抜けると言ってたので、絶対に雨に降られるだろうと覚悟はしていた。
「ついに来たか・・・」出発当時は5/1はずっと雨だと思っていたので、時々晴れ間を見せる空に「予報外れてくれたかな?」なんて甘い期待を抱いていた。が、しかしさすがは気象庁の予測だ。今となっては空は薄墨で何重にも色を塗ったかのような重苦しいく厚い雲が、そして風はひんやりと冷たく変わり、雨の前兆を確実に告げている。
仕方ない。カッパ着るか、カッパ!
カッパ上下にブーツカバー、そしてレイングローブ。すっかり雨仕様に様変わりした旦那と私。さ、目指そう。四国はもうすぐさ。
バイクを走らせ始めてすぐに、雨は本降りになった。休憩するタイミングが良かったと思わずに入られない。バイクを一度走らせてしまうと雨に降られても「すぐ止むんじゃないか?」という考えと、安全にバイクを停車してカッパを着る場所がなかなか見つからないというような理由で、ついだらだらとそのまま走ってしまうことも少なくない。止んだらそれはそれでラッキーなのだが、期待が外れて止まなかった場合、お気に入りのグローブやブーツ、そしてウェアがずぶ濡れという悲しい結果になる。特に革製品をまとっているライダーが多いので、
「革ジャンがぁ〜!革パンがぁ〜!革のグローブがぁ〜!うぉ〜」
と思いながら運転する羽目になってしまうのだ。
ところで、雨が降るともちろんメットも濡れる。シールドに雨粒が付いて見えにくくもなる。私がバイクに乗り始めて、初めての雨でシールドが見えにくくなった時、旦那に聞いた。「前が見づらいよ。ワイパーないの?」と。ワイパーなんて付いてないことくらい一目瞭然だったんだけど、まだ無知だったから仕方ない。
旦那は一言、手(グローブで)でキュッキュッて拭くんだよと教えてくれた。今じゃ当たり前に自分でやってることなんだけど、その時は「へぇ〜!」って思ったのを今でも覚えている。
ちなみに、高速走行中は頭を軽く左、右に0.5秒ずつくらい向けるだけで水滴は水流となって綺麗に流れてくれる。こんなこと、バイクに乗ってる人じゃないと全然関係ないことなんだけどね。へへ。
吹田Jctから中国道に入ると高速道路と一般道、そしてモノレールが並走してるような道。後になって調べてみると、万博記念公園付近だったらしい。ちょっと寄りたい衝動にかられるけど、今回の目的は四国。横目でキョロキョロと観光した気分になって通り過ぎた。とはいうものの、高速道路から見える景色は大阪って感じはあまりしなかった。(当たり前か)
神戸Jctで山陽、そして三木Jctで南方向を目指す。この時点で明石海峡大橋の案内が出てくるので想像していたよりも簡単だった。雨は大降りの時もあれば、小ぶりの時もあり、時々止んだりもする。四国側は晴れてたらいいな・・・と思いながら南下していくんだけど、前方の空はかなりどんよりだ。これはいよいよ腹をくくるしかなさそう。
トンネルをいくつか抜ける度に雨は強くなり、いよいよ明石海峡に入る頃には、土砂降りになっていた。それでも、もうすぐ淡路島。このペースで行けば、渦潮が見れるかもしれない、と大きく胸を膨らませるのだった。渦潮には見頃の時間がある。干潮時刻を中心に前後1時間30分が見頃なのだ。雑誌で見た渦潮。四国の観光雑誌を買った時から行きたいと思っていた渦潮。私の願いは叶うのか?
念願の明石海峡走行。恐怖の一言!
目の前に広がった明石海峡はとても大きく、まっすぐに伸びていた。主塔間1991mは世界最長という明石海峡。生憎の雨降りでその姿はうっすらと灰色の雲がかかっていたが、本州を離れていよいよ四国エリアに突入ということで私のテンションはかなり上がっている。メットに、カッパに、バイクに降りかかってくる雨はすごい勢いだし、路面はフルウェットで水はけが追いつかずうっすらと溜まった雨水でバイクのライトが反射するほどなんだけど、私は「これが明石海峡なんだ」と記憶を鮮明に残そうと感慨深く走り始めた。
5、60Mくらい走った所でその恐怖は突然やってきた。
ぶぉぉぉぉぉーーーーー
すごい横風だ。ある程度横風を気にして運転はしていたのだけど、その心の準備をはるかに上回る左からの横風に私のバイクの車体が右へとずれた。
(きゃぁーーーーーーーーー)←心の叫び
(一体なんなの?)
(横風・・・・?強すぎない?)
ふと旦那が昔レインボーブリッジを走行中に横風がひどくて風が吹いてくる方向に軽くバンクさせながら真っ直ぐ走ったという話を思い出す。
と同時に、旦那から無線が入った。
旦那:「横風強いね、そちら大丈夫?」
私:「だめっす。ドキドキしっぱなしっす」
旦那が横風の時の走り方を要点を抑えて指示してくれた。回転数を高めに、速度は抑えて、ニーグリップはしっかりと、かかとでステップをしっかりと下に押さえつける、風が吹いている方向に気持ちバンクさせる、そして気をつけて、と。
指示されてる間も横風は容赦なくビュービューと私たちを攻撃し続ける。
ぬぉぉぉぉ〜
一気に気が集中し、真剣そのものだ。明石海峡をゆっくりと景色を見ながら堪能・・・というプランとは程遠い。でも、ここでコケるわけにも行かない。コケても起こせない気がする。(←横風がひどくて)
少しずつ、左からの強烈な横風に耐えながら走るコツが分かってきた。バンクさせながらまっすぐ走るってこういうことなのね・・・
と思った矢先、急に風の向きが逆転した。左から吹いてたのが、右から。で、私は左側にバンクしてる、と。
一気に左車線にバイクが動いた。車線変更なんて希望してないのに、勝手に車線変更してしまった。右からの横風+左にバンクで当たり前の結果なんだけど。
ぬぉぉぉぉぉぉ〜
一人慌てふたいめいていると、また旦那の無線。
旦那:「風向きが急に変わって走りづらいね〜」
私:「どっちかだけにしてくれよ〜(泣)」
明石海峡は左3車線で、私たちはどっちに流されても良いように、真ん中車線を走行していた。嵐のような風と豪雨だったので、飛ばしてくる車がないのがせめてもの救い。旦那は車線内で風に押されて少しだけフラフラするだけで済んでいる。私は、風が向きを変える度に真ん中車線を少し超えて元の位置に戻る、ということを繰り返した。
終りは・・・まだ?
走るのを楽しみにしていた明石海峡、今はただその終りが待ち遠しい。前を眺めると半分も走っていないことに気が付き途方にくれる。
(転ばないで走れているうちにさっさと終わって〜。まじで)
かなり肩に力も入ってたし、全身に力が入ってたと思う。
ようやく明石海峡が終り淡路SAで休憩する頃には、ほんとヘトヘトだった。とりあえず、風のないところで休みたいと思った。そして、もう橋は懲り懲りとさえ思った。
明石SAからは明石海峡がよく見える位置にある。あの長いのを渡ってきたんだなぁ、と実感しつつ、転ばなかった自分を少し褒めてみる。天気が良ければ絶景なんだろうが、今日はぼやけてよく見えない。それでも記念に写真は撮っておこう。
バイク用の駐車場でボケッと休憩してると、2人組ライダーが駐車して、メットを脱ぐや否や「超走りづれー!なんだアレ??怖かった〜」と言っているのが聞こえてきた。うんうん、その気持ちすごく分かるよ!
逆に、車から降りた人は強風と雨に「キャー!スゴイ!」とか言って建物まで行くんだけど、こっちはそのスゴイ中をバイクで走ったんだぞーと、自慢にもならない気持ちになってみたりする。
雨降りだけにここで休憩する人が多いらしく、建物内は激混みだ。しかも、雨に濡れた人がいっぱいうじゃうじゃいるので、異様に湿度が高い。ここでは、淡路島の観光マップや情報、そして
渦潮の情報を得ることができる。渦潮干潮表が載った情報紙でチェックしたものの、「豪雨の中で見る渦潮だったら、いいや」と諦めも入ってた。
こんな感じで、
明石海峡は別の意味で私の脳裏に鮮明に焼きついたのだった。
旦那:「ぼちぼち行きますか。この後もまだ橋が続くし。」
私:「えぇっ!?まだ橋があるの〜?」
旦那:「そりゃそうでしょう。だってまだここ淡路島だよ?島だよ。」
確かにそうなんだけど、
もう橋は走りたくないという切なる願いが、現実から私を遠ざけていた。
あぁ・・・また横風と戦わなければいけないのか・・・。転ぶなよ、私。
しばらく走ると、海を超えているのではないけど、ひらけている横風の強いエリアに突入した。明石海峡大橋で身に付けたテクニックでひたすら頑張る。でも、感覚としては、明石海峡ほどではないかも?という感じだったのだけど、油断は禁物。難しい道を走る気持ちで走行した。
このエリア、後から旦那から聞いたんだけど、
あらゆるところに
2輪転倒注意
と書かれていたんだそう。走っている最中に私に伝えると余計緊張してはいけないとその場では言わなかったらしいのだが(ありがとう)、やっぱ横風で転倒するバイクが多いってことだよね?あー、おそろしや・・・
それにしても、2輪転倒注意に気がつかなかったなんて、やっぱり余裕がなかった証拠。バイクは気持ちに余裕を持って走りましょうね。はい。
鳴門海峡近くになっても雨風やまず、
渦潮はパスすることにした。今はなにより、早くホテルに着いて濡れた体を乾かして、ゆっくり横になって休みたい。かれこれ、家を出発してから16時間が経とうとしていた。
濡れたお札で
神戸淡路鳴門自動車道から高松自動車道へと抜ける。ホテルは高松中央ICの近くだ。高速降りる前の最後のSA、津田の松原SAで給油と遅めのお昼を食べよう。気が付いたらもう15時。おなかはペコペコだ。夜も讃岐うどんをどこかで食べる予定だったのだが、とりあえずここでも讃岐うどんを食べときますか。
全身雨でビショビショだったけど、ここはSAだからこの天候とライダーの格好を見て察してくれることだろう。結構きちんとしたレストランに入り、先払い制だった為、ウェストポーチからお財布を取り出すと、これまたお財布の中までビチョビチョなことに、一人ギョッとする。
私:「あの、濡れたお札でも大丈夫ですか?」
店員:「・・・はい、いいですよ」
私:「じゃ、これ(遠慮なく)」
と差出した千円冊2枚は明らかに水が滴っていた!濡れてるったって濡れすぎです。
さすがに「大丈夫」と言った手前、お金を受け取ってくれたけど、明らかに想像範囲を超えていたと思うな。
だって、
目がギョッとしてたもん。
無事もっちりとしたコシの強い讃岐うどんを味わって一路ホテルを目指す。雨も少しずつやんできたかも。
高松中央ICで降りて栗林駅を目指す。初めて走る、四国の一般道。まず初めに思ったのが、機能してない信号が多いってこと。全部黄色の点滅、もしくは赤色の点滅の信号が多い。で、要となる交差点の信号は動いているといった感じ。関東とまた違った印象だ。
初めて訪れる土地は地図があっても目的の場所に行くのは簡単ではない。何度か同じ道をぐるぐるして、ガソリンスタンドで話を聞いて、ようやくホテルにたどり着いたのは16時半頃。
ああああああああああああああ、疲れた!
でも、無事四国までやってきましたね。お疲れ様〜
セルフの店
とりあえず、びしょ濡れの服を着替えてシャワー浴びて一休み。このまま一晩寝てしまい所をぐっと堪えて夕食と朝ご飯の買出しに出かけることにした。
泊まったホテルの横にはスーパーが、目の前には駅が。便利な場所である。更に見渡すと。「セルフの店」なる看板を見つけた。ガソリンのセルフじゃないよ。香川でセルフって言ったら、そうあれ、讃岐うどんでしょ!
食通の兄が出発直前に
兄:「四国に行ったら絶対セルフの店に行きな。讃岐うどんの名店とか高い店もあるけど、セルフの店は美味いし、それに安い!」
と教えてくれたのを思い出した。セルフの店。さっき夕方にSAで讃岐うどん食べたばかりだけど、やっぱ行っときましょうか。
そんな綺麗な店構えじゃないんだけど、イメージ的にガード下のそば屋みたいな感じのお店。夫婦でやっているらしく、男気のありそうなおっちゃんが麺を(合間に野球中継を見ながら)茹でていた。カウンターには数種類の上に乗せる具材が並んでいる。
セルフの店の要領はこうだ。
1.麺の大中小と、上の具を選び、お会計する。
2.食べる。(水も自分で)
3.食器を片付ける
いたってシンプルなサービスだ。
私は小サイズでちくわ天といか天にしよう。旦那は小サイズでちくわ天といか天にした。って一緒じゃん!
おばちゃん:「480円です」
2人で480円!?安すぎ!一人分の値段でも安いのに!
味も問題なく美味しい。讃岐うどんの強いコシ、最高!!
自販機でキットカットが買えるんです
オナカも満腹になったし、ウロウロと散歩していると瓶入りキットカットを発見。詳しくは
JOJOLOG「四国で見つけてきたもの」をどうぞ。