バイクで行こう!北海道ツーリング

北海道ツーリング2004 日記

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8月9日(北海道1日目)

着いた!北海道!苫小牧港。
フェリーで朝食を食べ(意外に美味しかった)、2度寝したり、船の本棚に置かれていた漫画を読んだりしているうちに、アナウンスが流れた。
「この船はまもなく苫小牧港に着岸します」

気がつけばもうすぐ1時だ。すっかり少女漫画の世界に夢中になってたけど、私たちは北海道を目指していたのだった!!(←忘れるなよ)

船が完全に止まり、下船の案内が出たので、客室フロアからバイクを駐車してあるF甲板までエレベータで向かう。出たのは結構最後の方だった為か、他のライダー達は荷物も積み終わって暖気を始めていた。
ううーっ・・・・排ガスくさいよーー・・・
息をするのが嫌になるくらい、空気が悪い。ま、しょうがないのだけど。排ガスを気にしてたらライダーとしてやってけないしさ。胆を据えてバイクの場所まで向かう。船酔いしてたら、間違いなく吐いてただろうな、と思った。
荷物をバイクにくくりつけ、ヘルメットをかぶり、暖気を始める。そして隙を見て空いている所でバイクをUターンさせた。上手い人はバイクに乗ったまま、でこぼこの床の上で器用にUターンしてしまうのだが(というか、ほとんどの人はだけど)、私は念には念を入れて手押しでバイクを方向転換。

昨日とは逆の手順で船を降り、北海道への架け橋を渡り、いざ北の大地へーーー。
「北海道よ、ただいまー!!」訳の分からないことを思いながら、バイクをゆっくりと走らせる。
苫小牧港にはT君という北海道に住んでいるお友達がお出迎えしてくれた。3年前に一緒に走ったバイクと懐かしい眼鏡をかけた顔が、にこやかにこちらに手を振っていた。そのそばにバイクを停めて、しばし感動の再会だ。

お互いの近況報告など話すこと30分強。久しぶりの再会に浸っていると、T君がふと私に言った。
「あれ、けいこちゃんってこんなに顔丸かったっけぇ?
はい、昔から丸顔です・・・

まずはソフトクリームでしょ。
「じゃー、まず上手いソフトクリームでも食べにいこうか」
アイスクリームやさん目掛けてバイクを走らせる。涼しいはず・・・と期待していた北海道は、事前に聞いていた情報通り暑かった。バイクで走っていないと汗が吹き出てくるのだった。苫小牧市街を抜けて長沼町の方に行くのに、国道234号を通る。お盆時期という帰省ラッシュも手伝ってか、その道は結構混んでいた。バビューと快適に飛ばす、というわけではなかったけど、私は北海道を走っているんだ、そんな気持ちでいっぱいで、のろのろとしか進まないことなど、全然気にもならなかった。
途中、(しびれを切らした?)Tくんが、思い立ったように左折して裏道に入った。今までの渋滞が信じられなくなるほど、車が通ってない道。右にも左にも自然があふれている。ほどよくカーブなど混在したその道は、非常に快適だった。あぁ、車がいない。これもまた北海道。
と、突然コツコツとメットを叩く音。なんだ?虫か?鳥か?いや、違う。大粒の雨だ。雨の予報は出てても、雨なんて降りそうにない天気だったのにーーー。すぐ止むことを願いつつ、バイクを進ませる。私の夏ジャケットは薄手の生地で作られているからいいけど、Tくんと旦那が着ているジャケットはシースルー、じゃなかったメッシュの生地だから雨が降るととても寒そう。
10分くらいすると、雨はピタリと止む。一同ホッとする。

しばらく行くと、ソフトクリームの看板が見えてきた。「あいチュらんど」っていうお店のようだ。手作り感あふれるその店構えは、とてもかわいらしい。停めてゆっくりしてると、Tくんからソフトクリームを手渡された。
「はい、おごりだよ」
うそっまじすかっ!?ありがたく頂戴する。お迎えにきてくれた上にソフトクリームまでご馳走してくれるとは。なんて良い人なんだろー。
3年ぶりに食べた北海道のソフトクリームはとっても濃厚で美味しかったよ。
「ここ結構有名でさ、人気あるんだよ」とTくん。「へー」と感心しながら、お店を見てると確かに次から次へと車が停まる停まる。ソフトクリームを買う人であっという間に長蛇の列だ。ここのソフトクリーム食べさせてくれてありがとう、とアイスを味わっていると、Tくんてば、最後にこんなことをおっしゃった。

ま、人気あるのはクレープらしいけど

道央道。快適〜。
今夜の目的地は旭川。あんまりゆっくり下道を走っている時間もない。と、言う訳で向かうは高速道路。北海道には長万部から和漢へと南北に伸びる道央道と、札幌から小樽を結ぶ札幌道、そして池田から清水を東西に結ぶ道東道の3つの高速道路がある。
今回走ったのは、南北を結ぶ道央道である。岩見沢から旭川を目指すことにした。
スピードを流れに任せ、北海道の雄大さを感じながら進む。走っても走ってもひたすら一直線にのびる道はやっぱり感動だ。車はそんなにいないし、何より空気が良いし。気分に任せてアクセルを回す。楽しい〜。事前にメンテナンスしてきたこの車両は本当に気持ちの良い走りを私に与えてくれていた。バイクを見てくれたK-II PROJECTのみなさん、どうもありがとー。そんな気持ちでいっぱいだよ。

しぱらく高速道路を堪能した後、途中のパーキングエリアで休憩。そして、一同はまた旭川を目指して出発したのだった。
旭川のホテルに着いた
高速を降りて、旭川市街へと向かう。しばらくウロウロすると、予約していた旭川ターミナルホテルを見つけることができた。っていうか、このホテル駅直結のホテルで1Fにはお洒落な洋服など売っているお店がいくつかある、そんな構造だった。
ホテルの横にバイクを停めてみたものの、駐車する場所が分からない。Pと書いてある駐車場は立体駐車場だし、利用客が多そうだし、バイクをそこに停めるのにちょっと躊躇してしまう私たち。
「フロントに聞いてこよう」
と汗だくの髪ボサボサの、しかもジーパンにバイクのブーツ、虫だらけのバイクのジャケット・・・そんな格好でお洒落な専門店の間をすりぬけていく。走っている時は全然気にならない格好だけど、さすがにその場では浮いている。気分的には丸ビルとか六本木ヒルズの専門店街を、ライダーがズカズカと歩いている感じ。
こんな格好でごめんなさいねぇ・・・という謙虚な気持ちと、こんな構造しているホテルが悪いんだぞ! という攻撃的な気持ちが交差しながらフロントへと向かったのだった。

フロントでバイクの駐車場所を聞き、やっぱりあの立体駐車場しかないという答えでちょっとがっかりする。でも、その代わりといっちゃーなんだが、監視カメラが回っている場所に置かせてもらえることになって、ま、いーかと納得するのだった。
旭川ラーメン。
しばらくバイクを囲んで人で団欒(?)した後、陽もくれてきたし、一度T君とお別れすることになった。
「じゃ、また数日後にどっかで合流しよう」
彼はそう言い残した後、今来た道を帰っていく。遠いところまで付き合ってくれて、ありがとーー。
さて、残る問題は夜ゴハン。何があるのかよく分からなかったので、とりあえずブラブラ歩くことに決めた。本当は北海道一発目で海鮮ものを食べたかったけど、お店も知らないしなぁ、と思っていた所に「旭川ラーメン」という看板。北海道はラーメンも有名だったな、なんて思いなおし即決する。
美味しいラーメンと餃子でお腹を満たして、またブラブラと歩くことにした。ま、夜だし、徒歩だし、下調べしてないし、お散歩程度なのだが、家出てからフェリーで1泊過ごしてそのままバイクで走って・・・と結構体は疲れていたので、ゆっくりと時間が過ぎるのが今はうれしい。そんな感じで旭川の夜は過ぎていったのだった。

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