バイクで行こう!北海道ツーリング

北海道ツーリング2004 日記

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8月8日

いよいよ出発だ〜
今年の北海道は例年になく暑いという。なんでもエアコンが売れてるそうだ。革ジャンで行くか、夏用ジャケットで行くか、ぎりぎりまで迷った挙句、夏用を選ぶ。この日の関東は猛暑続きで暑いのなんの。ちょっと動くだけで汗が出る。(北海道にさえ行けば・・・)快適な気温でのツーリングが待ち遠しい。
荷造りも無事終え、早めのお昼ゴハンを食べた後、いよいよ出発となった。
充分に暖気したバイクにまたがり、親に「行ってくるね〜」と手を振る。スタンドをはずし、バイクを起こす。う・・・重い・・・ぞ・・・。
気合でバイクを起こしたが、荷物を積んだだけでこんなに重くなるものとは知らなかった。だって、自分で後ろに荷物をのっけて運ぶのは初めてだし、二人乗りもしたことないし。旦那が「荷物の重みで少し足つきよくなるかもよ」と言っていたのを思い出して、早速足つきを確認してみる。
・・・大して変わらないじゃん。ちょっとがっかり。
ま、そんなこんなで無事出発〜。
見えてきた、大洗港
鹿嶋の方から大洗に向かうと、だんだん潮の香りが強くなり、右手前方に海が広がって見えた。しばらく行くと、遠くに見えるフェリーの姿。青空に白い船体が映えている。おぉ、あれが私達が乗るフェリーなのかな?
高まる気持ちをグッとこらえ、今夜の食料調達とバイクのお腹も満タンにしてあげることにした。大洗でガソリンを入れておくと、北海道ですぐにガソリンの心配をしなくて良いからだ。
フェリーでの夕食は多分1人あたり2000円くらいする。なんかもったいない気がして、どうせなら北海道でお金を使いたかったし、夜ゴハンはコンビニで調達することにしよう。オニギリに、パンに、飲み物に。
乗船手続きして乗船を待つ
乗船手続きは出港の2時間前だ。バイクを苫小牧行きのバイク置き場に停めて窓口へ向かった。行きのチケットはネットで予約したので、プリントアウトしてきた2枚の乗船票を窓口で手渡す。担当者はカタカタとパソコンを操作した後、2枚の乗船券を手渡してくれた。無事乗船券を手に入れ、(ほっ、ネット予約ちゃんと取れてた・・・)と安心する。
手続きが終わってしまうと、乗船時間までちょっと暇。何をするわけでもなく、予約センター館内をウロウロしたり、バイクにまたがってボケっとしたり。だんだん集まってくるバイクを眺めては、(この人たちもあの予約するのに苦労したんだろうなー)とか思ったり。
関係ないけど、船酔い防止には生姜や炭酸が良いらしい。というわけで、ジンジャーエールを買い足しに行く。なんで”買い足し”かっていうと、さっき乗船手続きした時に買ってきたジンジャーエール、早速旦那が飲んでいるじゃないか。それも美味しそうにグビグビと。
ね、それって船の中で飲むつもりだったのよ・・・

苦手な乗船・・・
ジンジャーエールを買って戻ってくると、ライダー達がヘルメットをかぶり、いそいそとしていた。どうやらようやく、乗船開始らしい。乗船券を取り出しやすいようにタンクバックの上に入れて、バイクを動かす。
誘導及び半券を受け取る係員は一人。自分と旦那の半券を渡したら、前のバイクに続いて1列に並ぶ。のろのろと列は進み、船と陸の架け橋を渡るのはもう目前だ。
乗船中に転んだことはないけど、その路面状況(?)の悪さ・狭さから私には苦手意識がある。船の中にバイクを停めるまでの道のりはこうだ。
  1. 船と陸の架け橋(鉄板とゴムと板部分がある)が船に対して上り坂でかかっているので、それを上る。(路面は海水で濡れている)
  2. 船に上がったら、バイクを停める甲板に行くのに下がる。
  3. 下がったらUターンして、誘導に従ってバイクを停める(路面はバイクを停める器具でボコボコしてる)。
北海道行く前に立ちゴケなんかしたくないし、そうなったら何より恥ずかしい。
(こけないように、こけないように)それだけを念じながらバイクを進め、指定位置に駐車。緊張が解け、一気に汗が出る。
バイクの排ガスまみれのこの甲板はかなり空気が悪い。でも、みんな駐車してすぐにエンジンを止めるから、船を降りる時の数十台が一斉に暖気している状態よりかは良いけど。
バイクが動かないように、ギアを1速に入れ、ハンドルロックをかけた後荷物を下ろした。メットにグローブにジャケットにタンクバックに8日分の荷物。かなり大荷物だ。
フェリーの中
乗船券にかかれた2等寝台の部屋。左右に上下2つずつ・・・ここでは合計8人が寝れるようだ。私と旦那は入り口側の右手。真向かいの上下は同じくライダーの夫婦。奥側は子供連れのファミリーだった。小ぎれいに畳まれたシーツが2枚、枕が一個。荷物置きスペースが枕元にある。うん、悪くない。
炎天下の中バイクに乗ったのと、大荷物を運んだのとですっかり私たちは汗だくだった。船はまだ出港してなかったけど、一足早くお風呂に入ることにした。
フェリーのお風呂は本当にフェリーの中?と思いたくなるほど、しっかり設備が整っていて、脱衣所(女子)には鏡・洗面台・ドライヤー・コインロッカー・マッサージチェアなどがある。それに広い。浴室には、体を洗うスペースが十数人分用意され、浴槽もこれまた広い。そこからは海が一望でき、またサウナまでもあったりして、至れり尽くせりといった印象を受ける。
ボーっと湯船に使って外を眺めていると、ゆっくりと景色が動き始めた。どうやら出港したらしい。風呂場で船出・・・なかなか出来ない経験だよねぇ?
部屋に戻り、旦那のベッドの上で買い込んだオニギリをパクつく。2段ベッドは良いのだけど、自分のスペースにこもってしまうと、ちょっと孤独だ。ことある毎に旦那のスペースに潜り込む。頭をぶつけないように背中を丸めて座って、笑い声も声をひそめる。なんだか秘密基地のようだぞ。
ジンジャエールをごくごくと飲み、酔い止めバンドで手首のツボを刺激し、酔い止め対策もバッチリ。他のすることもないので、それぞれ部屋に戻って寝ることになった。ゴソゴソとシーツを広げ、居心地よく荷物を配置して、電気を消して就寝。船の揺れも手伝って私はすぐに寝入ってしまったのだった。
夜中目が覚め、「歯磨きしよう」と旦那を誘って夜の船内探検に出る。さすが夜、多くの人は寝てるようだ(当たり前か)。人気の少ない談話エリアを横切り、階段を上って甲板に出た。
真っ暗な闇の中をひたすら走り続ける船。明日の昼には北海道だ。早く着かないかな〜。

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