結局端っこまで使うことの出来なかったタイヤを交換することになった。もう後2000km程は少し走れたのだが、北海道ツーリングも控えているのでついでにやってしまうことにしたのだ。
タイヤは「ビバンダム君」がついてるミシュラン。(なんせ消す夢があるもので)
ホイールからタイヤをはずす
まず、空気を入れるバルブの中のムシと呼ばれている部分をはずす。一気に空気が抜けていく。
片方のビートの一部分をホイールから落とした(はずす)ら、タイヤ専用の脱着機械にタイヤを固定し、一周すると、片面が完全にはずれた。逆側のビートも同様の手順を踏むと、タイヤとホイールがバラバラになる。
新品タイヤをホイールにはめる
新品のタイヤの淵にビートワックスを塗った後、再びホイールにタイヤをはめる。ビートワックスはタイヤをはめ込みやすくするものらしい。
通常、タイヤはホイールのバルブの重さを計算して作られているので、タイヤ側面の印とバルブの位置が合うようにとりつける。(が、ミシュランのタイヤは必要ないみたい)
両側のビートがホイールにはまったら空気を一気にいれる。パンッと大きな音がなってちょっと驚いたけど、こうすることでホイールのリムにタイヤのビートがきっちりとはまるらしいのだ。へ〜。
その後、一度空気を抜いてバルブにムシを取り付け、タイヤの空気圧を調節する。(バルブ部分の空気漏れチェックも忘れてはならない)
ホイールバランス取り
バランスが良いタイヤ&ホイールだと調節することはないらしいが、大体タイヤのどこかが重いのでそのバランスを取る作業に入る。
バランサーという機械にタイヤをしっかり固定し、40km/hのスピードでタイヤを回す。(もし前に付いていた重りがあるのなら、必ず外す)
もしタイヤのどこかが重ければ、そこが下になってピタッとタイヤが止まり、その差分を機械が表示する。指定の重りを”軽い”とされてる辺りに取り付けて調節していくのだ。この作業の最高値はゼロ。機械で回された私のタイヤの結果は35(g)。
「じゃ、ここにこれを・・・」手馴れた作業でK社長は重りをホイールにとりつけた。再び機械を回すと・・・「0」!3回くらい回しても0!!
一発でタイヤバランス取りを決めてしまったのだ。「さすが〜」と誉めるちぎる私に対して、「たまたまですよ〜」と言うが、次に作業した別のお客さんのタイヤも1発でゼロにしてしまったのを私は見逃してはない。
K-IIでバランス取りをしたタイヤは全てゼロが出るまで妥協しない。社長のポリシーだ。どんなに時間がかかってもゼロが出るまで何度でも調節する。どこの部分のメンテナンスにおいても妥協しないお店だからこそ、信用度もとても高い。「こんなお店と出会えて良かった」と心から思った。
ちなみにこのバランサーのカット量は0です。大体のお店ではカット量6位になっているみたいです。カット量とは、設定でこのg数以下は0とみなしますという事らしい。
で、この機械、実はF1に使う計器と同じで、メンテする方もF1関係者なのです。
タイヤをバイクに取り付ける
前後のタイヤ交換が終わったら、いよいよバイク本体にとりつけて終了だ。何か手伝いたそうな私を見て、「じゃ、ディスクローターに傷つけないようにキャリパーつけてくれる?」と一言。以前の私なら(ディスクローター?キャリパー?)と頭を”?マーク”が飛び交いそうだが、今の私は違う。前回ディスクローター交換をやってるので、得意げに(?)「は〜い」といいながら、ブレーキキャリパーを取り付けた。
タイヤの中心棒を挿し、ネジを締めタイヤ交換は終了。
メンテナンスを間近で見ると自分のバイクの構造が少しずつ分かってくる。なんにも知らないでただ乗ってた頃が少し恥ずかしい。
次は、プラグ交換だ!!